北海道石狩の一人旅おすすめ観光スポット5選!

北海道石狩旅おすすめスポット 地域
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北海道に旅行に来たことがありますか?

北海道石狩の一人旅の際のおすすめ観光スポットを紹介したいと思います。

北海道に一度でも来たことがある人なら良く分かっていると思いますが、広すぎて他県のように1~2日で観光して回ることは不可能です。

なので、函館だけとか、釧路だけとか、富良野と美瑛とかを観光する。

そして、千歳空港に行く前にちょっと札幌に行って帰るパターンでしょうか。

札幌周辺は時計台やら羊ヶ丘展望台だけしか観光してないなら勿体ないでございますよ 。

ではもっと違った回り方で札幌周辺を観光できるよう北海道石狩の一人旅おすすめ観光スポット5選!をお伝えしていきたいと思います。

 

北海道石狩の一人旅おすすめ観光スポット5選!

北海道石狩旅おすすめスポット ガラス工芸

さて、北海道というのは例えば札幌から釧路に行くにも、札幌から函館に行くにもJRで5時間ほどかかるくらいとても広大です。

つまり大まかに言えば、道北、道東、道央、道南の4つの県があるようなものなのです。

その県庁所在地である札幌は面積は東京23区の倍近くて、市の人口は全国4番目の大きな都市なんですが、意外なことにそれを知らずに札幌を訪れてその大きさにびっくりする人もいると聞きます。

北海道は東西南北どこへ行っても自然豊かなのは誰でもご存じかと思います。

ですが、石狩管内は自然豊かで広々とした場所と、大都市である札幌の両方を満喫できるそんなところなんです。

今回は、札幌も含む石狩管内を気ままに、そして考えさせられるそんな一人旅できるスポットをご紹介します。

 

北海道石狩の一人旅おすすめ観光スポットは千本ナラ

北海道石狩旅おすすめスポット 千本ナラ

新日本名木100選に選ばれたご利益があるということで地元で親しまれている樹齢820年ほどの樹です。

新日本名木100選は30年ほど前の企画で北海道で選ばれた樹木はこの千本ナラと芦別市の黄金水松の2本でした。

千本ナラの名前の由来ですが、枝があちこちに生えていてまるで千本生えているみたいに見えるためというのと、千手観音の手のように枝が張り巡らされているナラということでこう呼ばれているようです。

北海道石狩旅おすすめスポット 千本ナラ

ご利益についてなんですが、昔、樹に触って病気が治ったとのことでここでは有名なパワースポットです。

今はしめ縄がしてあり、そのしめ縄の隙間に願い事を書いたおしゃもじを差して願掛けをします。

なぜおしゃもじかというと、こじつけかなとは思いますが、願掛けに来る人を救うがどういうわけか掬うとなって、ご飯を掬うものはおしゃもじ!という流れです。

まあ、海風もあるし、おしゃもじの方が願いが叶うまで雨風にさらされてもしっかりとしているかな。

願掛けする場合は木のおしゃもじを予め用意していった方が良いですね。

昔はどこにでもあった木のおしゃもじは今となってはほとんど無くて、米粒がくっつかないエンボス加工のプラスチックばかりですから。

浜益温泉に千本ナラ用のおしゃもじやストラップが売っているらしいのですが、けっこう遠いのが残念なんです。

 

千本ナラへの行き方

石狩を旅するにあたっての注意事項についてなんですが、是非とも自家用車かレンタカーの利用をお勧めします。

と言いますのも、小樽にはJRで行けますが、石狩市やその周辺では元々鉄道はありませんでしたので、昔はほぼバスを利用するしかありませんでした。

今現在は過疎化が進み、バス会社も慈善活動しているわけではないので廃線になったり、極端に本数が減らされているのが現状ですので田舎在住の北海道人は老いも若きも車を利用しています。

移動するだけで丸一日つぶれてしまっては時間が勿体ないです。

その辺りは田舎なので、本州と違って道路は広いし平日は車の数も比較的少ないです。

それに周りの景色も素敵なので素敵なドライブとなるでしょう。

初めての道は緊張もしますが、横目でチラチラ見る海の景色は癒されますよ。

さて、千本ナラまでの行き方ですが、札幌からだと国道231号を大体1時間40分ほど北上していきます。

厚田にある道の駅あいろーど厚田を過ぎてからトンネルを7回潜り抜け、4km行くと留萌増毛行きと毘沙別行きに分かれる標識の横に千本ナラへの表示がありますので左折して道なりに山道を6km行くとあります。

駐車場はありませんので、待避所に停めてください。

坂の途中なのでサイドブレーキを忘れずに!

 

北海道石狩の一人旅おすすめ観光スポットは元特攻隊員 佐々木友次のゆかりの地

北海道石狩旅おすすめスポット 佐々木友次

北海道石狩旅おすすめスポット 佐々木友次

帰還兵であり、元特攻隊員 佐々木友次を知っていますか?

いわゆる太平洋戦争で9回出撃して9回生きて帰ってきた特攻隊員です。

佐々木友次は特攻という飛行機で敵に体当たりする作戦を陸軍の上官より命令されるが、到底納得のできないおかしな状況に真っ向から立ち向かいました。

詳しく説明したいところですがここでは割愛させていただきます。

漫画本では「不死身の特攻兵」というタイトルで10巻まで出ていますし、作家の鴻上尚史もやはり同じタイトル「不死身の特攻兵」で本を出版されていますね。

人一人の命も大切、そしてやはり戦闘機も貴重で大切だったはずです。

死ぬまで何度でも出撃して敵に爆弾を命中させることを信念に佐々木伍長は飛び立ったそうです。

本来それが通常の考え方なのでしょうが、その当時、追い詰められた日本の軍の上層部はご存じのとおり戦闘機で敵に突っ込んで相手にダメージを食らわせる作戦に出たわけです。

大切な部下を全然信頼してない証拠だったと思います。

追い詰められていたのは上の者も下の者もいっしょで、特攻隊に選ばれた若きパイロットたちはその命令をそのまま受け入れて親や先祖より受け継いだ命を散らしていきました。

思うに、まずは最初の原点は何だったのか思い返し、自分の頭でよく考え一歩前を行く考えを持つべきと佐々木友次伍長のお墓の前でそう感じさせられます。

この後に太平洋戦争と呼ばれる正しくは大東亜戦争はあまりにも悲しく辛いことの連続なのだが、この戦争があって敗戦したもののようやく日本が元々目指していた世の中になって今現在があります。

北海道石狩旅おすすめスポット 弁華別小学校

北海道石狩旅おすすめスポット 弁華別小学校 青い目の人形

佐々木友次伍長の母校である弁華別小学校はもう廃校になって中には入れませんが、ここに青い目の人形がありました。

昭和の初めに「日米親善人形」としてアメリカの子供たちから約一万三千ものお人形が日本の幼稚園や小学校へ送られました。

でも、戦争になり鬼畜米英の敵の人形ということでほとんどが燃やされたそうです。

でも人形自体に罪はないと判断した先生たちの手により人目に触れないように隠されて、その後に全国で発見された青い目の人形は340体ほどだったらしいですが、これはそのうちの1体です。

佐々木友次伍長の母校なんですね。

今現在の状況でもそうなんですが、マスコミなどの上っ面の意見に振り回されずに何が真実なのかを知る。

佐々木伍長のお墓の横の言葉はそんなことを考えさせられます。

 

元特攻隊員 佐々木友次のゆかりの地への行き方

地図の表示されているところは佐々木友次伍長の母校である弁華別べんけべつ小学校です。

佐々木友次伍長のお墓があるところはその小学校のわきの道を進んでいくと丘の上にみどりの団地というところに行きますので、そこの一番北側まで行くと車1台分の小さな砂利道があります。

その道の奥に茂平沢もへいざわ墓地があります!

車で行く場合は、札幌からですと国道275号を北へ30分ほど進むと当別町になります。

ローソンが右側に見えてその辺りに「青山中央」という案内標識がありますので、左折。

橋を渡り、踏切も渡り、ずっと行くと丁字路に行きつくので、右折します。

しばらく行くと木造二階建て校舎の弁華別小学校にたどり着きます。

余談ですが、この弁華別小学校の校舎は木造二階建て校舎が珍しいとのことで、2011年に三菱デリカD:2のCMのロケ地でもありました。

さて、公共交通機関を利用の場合は、JR学園都市線に乗り「当別」で降りてください。

駅を出るとハイヤーが止まっていますので茂平沢墓地へ墓参りに行きたいまでを告げ、それに乗ると15分ほどで行けます。

止まっていない場合は、0120-913890へお電話してください。

因みに、弁華別小学校を通らないルートが他に2通りありますので、小学校の外観だけでも見たい方はそのことをハイヤーの運転手にいってくださいね。

それとですね、実は佐々木友次という凄腕パイロットのことは当別町で知っている人は残念ながらほとんどいませんのであしからず。

kkk

 

北海道石狩の一人旅おすすめ観光スポットは江別市ガラス工芸館

北海道石狩旅おすすめスポット江別市ガラス工芸館

札幌のお隣である江別市は歴史的にレンガのまちとして有名で、酪農家のサイロや酪農学園大学の建物等あちこちにレンガの建物があります。

その中でもひときわ目を引く素敵なレンガの建造物が江別市ガラス工芸館です。

元々は昭和20年に老舗レンガ工場の石田社長の邸宅として建てられたものです。

そして平成6年からは建物の内部を改修して、現在はガラス工芸家 柿崎均さんの工房となってます。

北海道石狩旅おすすめスポット

北海道石狩旅おすすめスポット江別市ガラス工芸館

一般公開するための開館日は5月~10月の土曜日、日曜日、祝日だけです。

時間は10時から17時まで。

建物の中に入ると気さくな年配の女性が出てきていろいろな説明をしてくれます。

柿崎さんもとても気さくな方でした。

ですので、一人でも気軽に見学できる場所です。

帰るときも「またいらしてください!」とお見送りしてくださいました。

江別市ガラス工芸館 体験学習

事前に電話で申し込むと体験学習ができます。

掛かる時間は40分ほどです。

出来た作品は一晩ゆっくり冷やしておかなければなりませんので、後日、自宅へ送られてきます。

料金は4000円で体験できます。

 

江別市ガラス工芸館への行き方

札幌からでしたらJR函館本線、岩見沢行きに乗り野幌駅にて下車。

その後、徒歩15分で着きます。

車を使う場合は札幌からでしたら国道12号線を北上し、北海道銀行野幌支店がある交差点を左折し2つ目の信号を右折するとすぐ着きます。

駐車場があり、5台ほど停められます。

 

北海道石狩の一人旅おすすめ観光スポットは北海道開拓の村

北海道石狩旅おすすめスポット 開拓の村

野幌森林公園の中に存在している野外博物館である北海道開拓の村。

明治から昭和初期までの北海道開拓の歴史を目の当たりにできる施設です。

ここ数年前から人気漫画「ゴールデンカムイ」のこともあり、本州からも沢山の人が見学に来る人気スポットです。

開拓の村では市街地、漁村、農村、山村の4つのエリアに分かれていて、この広大な敷地内をくまなく見学していくなら3時間半はかかってしまいます。

写真もたくさん撮りたいならまだ人がまばらな9時からの方がいいですね。

何せ3時間半もかかってしまうので準備が必要です。

まずは歩きなれた靴で行くべき!

しかも建物の中を見学の場合は大抵靴を脱いで上がらなければならないので着脱しやすい靴で行った方が良いです。

スマホで写真を撮るなら100%まで充電しておいて、それでも心配な人はモバイルバッテリーの用意もあった方が良いかも。

それと3時間半もですから腹ごしらえです。

食事はしっかりとってから行きましょう。

まず、最初に目にするレトロで立派な建物は札幌駅の前身である旧札幌停車場です。

この建物の入り口から入って入村料800円を支払って出発します。

地図でトイレの場所も把握した方が無難です。

中をずっと歩いているといろいろな場所に「むらびと」とよばれているボランティアの方々がいますので、詳しいお話が聞けます。

建物に関しても復元されたものなので明治、大正時代にタイムスリップしたような錯覚を起こしてしまいます。

馬をつないでおいたであろう場所に行くとちゃんと馬のにおいがしましたし、ものすごくリアリティあふれる感じがします。

北海道石狩旅おすすめスポット 開拓の村

明治初期、まだ入植したばかりの頃はこんな家からスタートしたらしいのですが考えられません。

雨風をしのげることができますというだけの佇まいで、冬は雪が2m以上も積もるというのによくこれで生活できたものだと感心させられます。

見ての通り、窓にはまだガラスが入っていませんし、入り口はむしろが下がっているだけですから変な話、ひぐまに襲われたらひとたまりもなかっただろうと思われます。

私の曾祖父は開拓者として北海道開拓に携わったのですが、明治後半くらいからなので、もう木造家屋だったのでしょう。

明治初期の開拓者は忍耐強かったんですね。

というように、あちこち見て歩くたびに驚かされたり考えさせられるそんな施設です。

3時間半なんてもうあっという間に過ぎてしまいます。

 

北海道開拓の村への行き方

札幌市厚別区厚別町小野幌です。

車で行く場合は札幌中心部からですと、国道12号線を進んでいくと野幌森林公園、北海道博物館という案内標識があり右折します。

道なりに行き、小さい橋を渡ると北海道開拓の村への矢印がありますのでその道を更に進んでいきます。

また小さい橋を渡ると旧札幌停車場の建物が見えますので、更に奥に進んでいくととても広い無料の一般駐車場となります。

公共交通機関を利用の場合は、JRでいくならJR千歳線で新札幌で下車、地下鉄で行くなら東西線で新さっぽろで下車してバスターミナルへ向かいます。

「開拓の村」行きのバスに乗ります。

 

北海道石狩の一人旅おすすめ観光スポットはホースガーデンMURANAKA

北海道石狩旅おすすめスポットホースガーデンMURANAKA

ひと味違う旅にしたいなら乗馬に挑戦してはいかがでしょうか。

しかもどうせなら北海道和種である道産子馬での乗馬体験をお勧めします。

その道産子での乗馬はホースガーデンMURANAKAでなら可能です。

ここで道産子について少しご紹介します。

道産子は乗馬初心者にひじょうに適しています。

道産子の特徴は

  • 体格が小さめではあるがとても力強い
  • 寒さに強く、しかも丈夫
  • 温厚で性格がとても優しい

乗用馬としての魅力は

  • 大きさがちょうど良くて、大人も子供も乗りやすい
  • 落ち着いていて物怖じしない
  • 誰にでも平等に接してくれる優しさがある
  • 背中の揺れが少ないので跳ねなくて楽である

この揺れが少ないというのが乗馬初心者にはありがたいのですが、どういうことかと言うと道産子と道産子以外の馬の足の運び方が違います。

普通の馬は、「左前足→右後足→右前足→左後足」となります。

でも道産子は、左右対称で、「左前足+左後足→右前足+右後足」となるため、背中の揺れが少ないわけです。

 

北海道石狩旅おすすめスポット ホースガーデンMURANAKA

さて、準備です。

  • 服装は汚れてもよくて、うごきやすいもの
  • 帽子
  • 手袋(軍手でも可)
  • 靴は長靴が望ましい(貸出があるので予約時に聞いてみましょう)
  • 1日コースの場合は昼食も

時間は午前10時から午後4時まで1時間ごとになってます。

料金は現金のみで、1時間4000円、1日コースの場合は馬へのブラシ掛けの体験コースも含まれていて15,000円です。

「完全予約制」なので、まずはお電話を!

お電話は馬場に出ていることが多いそうなので、携帯電話090-3890-1171にお願いします。

 

ホースガーデンMURANAKAへの行き方 

車でなら、札幌から約40分。

新千歳空港から行く場合、あるいはJRを使うなら恵庭駅で下車して送迎してもらうということもできます。

その場合は、予約の時に送迎してもらいたいまでを伝えてください。

 

北海道石狩の一人旅おすすめ観光スポット5選!まとめ

北海道石狩旅おすすめスポット

一人旅の醍醐味は誰にも気兼ねなく、気ままに行動できることですね。

訪れるスポットの順番も、時間に関しても、あるいは例えば開拓の村などでちょっと戻ってもう一回見たい時なんかも自由にできますよね。

今回、ご紹介の5選はどれも一人で行った方が良いスポットだと思います。

温泉旅行のようにリラックスしたい為だけの旅行も良いのですが、動物と触れ合ったり、歴史を垣間見るなどして自分を見つめなおすもの良いかと思います。

どうぞ、素敵な時間を!

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